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奈良県の解体事情
(1)廃棄物処理対策の現状
奈良県内での廃棄物の処理に関しては、一定の前進が見られているものの、高水準にある発生量、最終処分場のひっぱく、 不法投棄等の不適正処理等、未だ多くの問題を抱えていて、今後は再利用、減量化の推進が必要とされています。
また、以前に比べて減少はしているようですが、不法投棄、野外焼却などの不適正処理も依然存在していて、 今なお悪質化・巧妙化した不適正処理が後を絶っていません。
その対策として奈良県では廃棄物対策課が設置されていて、定期的に下記の様な対策や監視の強化が講じられているようです。
・不法投棄ゼロ作戦
・街頭キャンペーンの実施
・防災ヘリによる上空からの不法投棄現場等の監視パトロール
(2)奈良県の住宅事情
奈良県は古くからの歴史・伝統文化を有していて、自然や緑に恵まれていることや、比較的自然災害の不安が少ないといわれています。
奈良県の人口に関しては最近減少に転じていて、若年世帯の奈良県外への転出が目立っているようです。
その中でも、人口が増加している市町村はすべて大和平野地域(※)に位置しています。
一方で人口が減少している市町村は五条・吉野地域にあり、過疎地域に指定されているようです。
人口・世帯の減少や、少子・高齢化への対応は、住宅地の活力を維持・発展させることにつながってくることから、耐震改修やバリアフリー化などの住宅の性能向上がすすめられ、木造で老朽化が進んだ住宅に関しては建替えなどの更新が推進されています。
また、奈良県内では持家の割合が72%強と、全国平均(61.2%)を大きく上回っています。
住宅性能の面では、リフォームが実施された割合を示す「リフォーム実施率」では13.6%とこちらも全国平均(11.6%)を上回っています。
この傾向から奈良県にお住まいの方からは、建替えでの解体をお考えとのお問合せが多くなっています。
※大和平野地域 奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、三郷町、斑鳩市、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町